FP向けメールマガジン FP E-PRESS

『世界一やさしい障害年金の本』プレゼント企画実施中!/FPコラム『金関連投信は為替相場が運用成績を左右』

■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1116 2022/10/26) ■□■


皆さん、こんにちは

エフピー研究所の塩田です。


◆アンケート回答で「世界一やさしい障害年金の本」をプレゼント!
下記のアンケートに回答いただいた方、抽選で3名様に
相川裕里子氏執筆「世界一やさしい障害年金の本 改訂版」をプレゼントする企画を実施中です。

期限は月末までとなっておりますので、参加をご検討の方は
お早めにご回答ください!

アンケートURL
https://www.fplabo.co.jp/senq/e839ac0bd6682778


12月には相川氏の障害年金のセミナーも企画しております。

セミナー詳細
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=254

気になる方は是非こちらの参加もご検討ください。



それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)をどうぞお楽しみください。


━【 今週のラインアップ 】━━━━━


● おすすめセミナー紹介

 
● FP名人無料説明会のご案内


● FP業務 お役立ちコラム


● FPインターネット継続教育のご案内


━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━


【オンラインセミナー(ウェビナー)】

『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』


◆前回セミナーは満員御礼の人気講師が登壇

今年の5月に実施したセミナーでは、定員以上に応募があるほど人気を集めました。
今回は、講師が数多くの相談・講演を行っている事業承継・相続分野でお話をしていただきます。

□■■ セミナー概要 □■■


【タイトル】『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』
【講師】   福本 芳朗講師
【日程】   2022-11-26(土) 13:00-16:00
【方法】   オンラインセミナー(ウェビナー)
【受講料】  ¥5,500(税込)
【FP単位】  3単位
【概要】

多くの中小企業で経営者の高齢化が進み、事業承継への取り組みが待ったなしの課題となる中、FPに相談を持ちかけられるケースが増えてきています。
この講座では、最新の情勢を踏まえた事業承継の基本知識や課題を解説するとともに、FPが身につけておくべき事業承継コンサルティングのポイントに関して、事業承継や相続について数多くの相談・講演を行っている講師がお伝えします。

<お申込みはこちらのURLのページから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253



■□■ カリキュラム内容 ■□■


<カリキュラム>

■事業承継に必要な法知識を確認する ~事業承継ガイドラインの基本~
1.事業承継の重要性
2.事業承継に向けた準備の進め方
3.事業承継の類型(親族内、従業員、M&A等)ごとの課題と対応策
4.事業承継の円滑化に役立つ手法
5.個人事業主の事業承継
6.中小企業の事業承継をサポートする仕組み

■事業承継に必要な税知識を確認する ~事業承継税制の基本~
1.株価を引き下げる
2.贈与を活用する
3.事業承継税制を利用する
4.非課税枠など

■事業承継を支援するためのポイント ~事業の成長を支援する秘訣~
1.財務面を中心に事業を見つめなおす
2.経営理念の承継と見直し
3.知的財産の承継のポイント
4.資産の承継のポイント
5.人的資源の承継のポイント
6.事業戦略立案・事業承継計画策定のポイント

■□■ お申込詳細 ■□■


<詳細・お申込みはこちらのURLから>

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253


皆様のご応募をお待ちしております。


━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━


■ 11/23(水)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『女性の働き方と社会保険適用アドバイスのための最新知識』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=252


■ 11/26(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253


■ 11/29(火)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪操作編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207


『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220


■ 12/24(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『FPとして知っておきたい身近な障害年金の基礎と重要ポイント』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=254



━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━


【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】


★参加特典としてFP名人ユーザー様のインタビュー集をプレゼント!

FP名人を活用し、成功されている方のインタビューを集めた冊子をプレゼント致します。
あなたのビジネスのヒントが見つかるかも!?


  ~~ 概要 ~~

・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。

・事前予約制、約60分の説明会(無料)となります。


「実際の操作画面を見てみたい、質問したい」という方は、ぜひご参加ください!

なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。


■■□オンライン説明会■■□


全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
 

<開催スケジュール>


◆2022年11月11日 10:00 ~

◆2022年11月25日 10:00 ~

お申込みはこちらから
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php


皆様のお申し込みをお待ちしております。



━━【  FP業務 お役立ちコラム  】━━


『金関連投信は為替相場が運用成績を左右』
  

(執筆者:深野康彦)

―――――――――――――――――――――

2022年にはマーケット環境が一変したのはFPと言わずに資産運用(資産形成)を行っている全ての人が実感しているはずです。欧米の物価の高騰、ロシアのウクライナ侵攻、イギリスの政策変更の混乱等々、マーケットを不安定にする材料には事欠きません。米国は景気を犠牲にしてでもインフレ退治を優先、欧州は天然ガスの高騰などによるエネルギー価格の上昇が景気を圧迫させるなど2023年の景気後退確率は世界のさまざまな国で高まっています。物価の上昇は長期化するとの予測もあり、景気後退下の物価上昇(=スタグフレーション)も一部では懸念されていることから、資産運用はリスク回避を意識しなければならないでしょう。

ロシアのウクライナ侵攻以降は、地政学的リスクも高まっているためリスク回避の視点に立てば金を資産の一部に組み入れる必要性を感じる、あるいはお客様から組み入れた方が良いのか相談を受けたケースも増えているのではないでしょうか。金を資産の一部に組み入れるには延べ棒(バー)や地金型金貨、純金積立などの実物のほか、金や金鉱株を投資対象とする投資信託、ETF(上場投資信託)などがあります。商品ごとに一長一短がありますが、分散投資を行いやすい投資信託の運用成績を今回は調べてみました。

 2022年9月末時点の金や金鉱株を投資対象とする主な投資信託(以下「金関連投信」という)の過去1年の運用成績は図の通りになります。


https://www.fplabo.co.jp/siryou/20221026column.pdf


運用成績は見事に2極化していることがわかります。為替変動の影響を受けてしまう「為替ヘッジなし」タイプの上昇率は20%を超える好成績{ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンBコース(為替ヘッジなし)はマイナスで除く}。反対に為替変動の影響を受けない「為替ヘッジあり」タイプの上昇率は全てマイナスと真逆の運用成績となったのです。「有事の金」と言われるように金は本来リスク回避局面では価格が上昇するはずですが、過去1年では金の国際価格はセオリーに反して下落しているのです。金の価格は米ドルの動きと反対になる傾向が強いのですが、2022年に入ってから鮮明になったリスク回避局面では米ドルが他の通貨に対して集中的に買われた結果、国際金価格は下落しているのです。しかも米ドルの金利が急激に上昇したことも金価格の下落に弾みを付けたといっても過言ではないのです。金は保有しているだけでは利子や配当金などの収益(インカムゲイン)を生まないため、米ドルの金利上昇は金価格の下落要因になるからです。

 しかし、金の国際価格は米ドル建てであることから、金価格が仮に横ばいであったとしても円安になれば円建て(国内)の金価格は上昇、円高になれば円建ての金価格は下落するのはFPならご存じのはずです。米ドル/円の為替レートが1円動くと、円建ての金価格は5~6円動くと言われているのです。金関連投信の運用成績が2極化したのは、国際金価格は下落したもののその下落率以上に
米ドル高/円安が進んだため「為替ヘッジなし」タイプは好成績。「為替ヘッジあり」タイプは国際金価格の下落に加え、為替のヘッジコストが急増と2つの要因が重荷となり運用成績はマイナスに沈んだのです。為替の影響を受けないためには「ヘッジ」をかけるのですが、ヘッジをするためには「ヘッジコスト」と称される手数料がかかります。ヘッジコストは概ね2国間の金利差と言われ、円と米ドルの金利差が拡大した結果、為替ヘッジコストが急増してしまったことが運用成績の低迷を大きくしたことになるのです。

 リスク回避のために資産の一部で金関連投信を組み込もうと思ってもランキングのようにどんな金関連投信を選ぶかで運用成績は雲泥の差になります。FPは間違えることはないと思われますが、お客様が間違えて「為替ヘッジあり」タイプを選んでいたら、リスク回避のために資産の一部に組み入れた金関連投信でリスクが増した結果になってしまった(しまう)ことがあり得るということになるのです。
  
マーケットの不安が収まるには時間がかかると思われることから、今後も折に触れて金はリスク回避先として期待されることでしょう。金関連投信を選ぶ際には「為替ヘッジ」に注意して購入する投資信託を選ぶ必要があるのは言うまでもありません。金投資が難しいのは金価格が上昇している局面は米ドルが売られているとき。つまり、米ドル安/円高になっているときになりますから、今度は金価格の上昇を為替が相殺してしまうことになるのです。この局面では「為替ヘッジあり」タイプが威力を発揮するかもしれません。為替の動きが絡むため国内での金投資は難しいといえる気がしてなりません。


<執筆者紹介>


深野 康彦(ふかの やすひこ)
有限会社ファイナンシャルリサーチ代表 
ファイナンシャルプランナー

1962年生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て独立系FP会社に入社。
FP業界歴30年以上を誇るベテランの1人。

金融資産運用設計を研鑽して1996年に独立。

現在の有限会社ファイナンシャルリサーチは2006年に設立(起業2社目)。

さまざまなメディアやセミナーを通じて、資産運用のほか、住宅ローンや生命保険、あるいは税金や年金などのお金周り全般についての啓蒙を行っている。

日本経済新聞夕刊「投信番付」のほか連載多数。

新聞・マネー雑誌、経済誌などへの執筆・取材協力および金融商品などのデータ提供を行いながら、テレビ、ラジオにも多数出演している。



主な著書:

『これから生きて行くために必要なお金の話を一緒にしよう』(ダイヤモンド社)

『会社が傾いても自分だけは大丈夫病』(講談社)

『あなたの毎月分配型投資信託が危ない!』(ダイヤモンド社)
     
『1万円から始めるETF投資』(日本経済新聞出版社)
     
など多数



━【 FP継続教育 通信講座のご案内 】━


■ 「今日から始めるインターネット継続教育」
  AFP15単位,CFP30単位の取得可能。


AFP 15単位【2,530円税込】
CFP 30単位【2,970円税込】

お申込みはコチラから

WEB
→ https://www.kyoukara.jp/index2.php

スマートフォン
→ https://www.kyoukara.jp/sp

     
■ 「今日からはじめる速達便継続教育」
  テキスト(冊子)版
(パソコン・インターネットが苦手な方におススメ)

お申込みはコチラから

Tel
→ 03-5803-2167   

WEB
→ https://www.kyoukara.jp/paper


━【Twitterアカウント】━━━━━━

アカウント:@fplabo2
弊社のセミナー情報やFPに関連するような情報を発信していきます。
ぜひフォローをお願いいたします。
https://twitter.com/fplabo2
※Twitterアカウントをお持ちでない方も、上記リンクからご覧いただけます。

━━【アドレスの登録・変更・削除】━

メルマガ変更、削除はこちらから手続きをしてください。

※変更の場合は、現在、配信中のアドレスの解除をした後、新しいアドレスで
 メルマガに新規登録をしてください。

→ https://www.fplabo.co.jp/fplabo/magazine/front.php

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『 FP E-PRESS(エフピーエプレス) 』(以下「本サービス」)は
株式会社エフピー研究所(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。
本サービスの著作権は当社に属し、当社の許可なく複製・再配信などを行うこと
はできません。また、当社はご利用者様の本サービスご利用により生じた損害に
つきましては、その責を負いません。

※このメールマガジンは送信専用アドレスから配信されたものです。
本メッセージの返信メールに対するご対応はいたしかねますので、
あらかじめご了承願います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

発行元:株式会社エフピー研究所
〒113-0033 東京都文京区本郷3-32-10 BR本郷3ビル 3F
発行者:エフピー研究所
URL : https://www.fplabo.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━