FPコラム『2022年のJリート市場 振り返り』/セミナー『事例から考える退職金・社会保険と家計・保険・資産運用の対策』
■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1123 2022/12/14) ■□■
皆さん、こんにちは
エフピー研究所の塩田です。
2月開催予定のオンラインセミナーの申込受付を始めております。
主に退職金と社会保険がテーマとなっております。特に会社員に
とっては自分にも関わってくる問題ですので、是非とも知識の確
認を行いたいものです。
詳しくは今週のおすすめセミナー紹介をご覧ください。
それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)をどうぞお楽しみください。
━【 今週のラインアップ 】━━━━━
● おすすめセミナー紹介
● FP名人無料説明会のご案内
● FP業務 お役立ちコラム
● FPインターネット継続教育のご案内
━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━
【オンラインセミナー(ウェビナー)】
『老後の相談に強くなる!事例から考える退職金・社会保険と家計・保険・資産運用の対策』
◆人気講師による家計の見直しセミナー募集始まる!
2/18(土)開催の当セミナーは毎回数多くご応募をいただく人気講師の益山講師に担当いただ
きます。今回のテーマは退職に伴い生じる退職金の税制や社会保険の手続きについてです。普
段から相談業務に携わっている方のみならず、会社員・ビジネスマンにとっても自分自身の問
題として知っておくべき内容となっております。
FP資格を持つ方でご興味のある方はご応募お待ちしております。
□■■ セミナー概要 □■■
【タイトル】『老後の相談に強くなる!事例から考える退職金・社会保険と家計・保険・資産運用の対策』
【講師】 益山 真一講師
【日程】 2023-2-18(土) 10:00-16:00
【方法】 オンラインセミナー(ウェビナー)
【受講料】 ¥11,000(税込)
【FP単位】 5単位
【概要】
会社員・ビジネスマンにとって、退職は大きな転換期。
会社員時代は、給与を受け取り、会社が税金から社会保険まで全てやってくれますが、退職した後は、税金、年金、医療、雇用保険の手続きは自分でやることになるため、とても不安になりがちです。
また、安定収入として受け取っていた給与もなくなり(または少なくなり)、家計に対する不安も高まります。
今後、公的年金は物価上昇以上には増えることはなく、減る方向にあります。
一方、コロナ禍でさらに悪化が進んだ国家財政や社会保険財政を立て直すための社会保険、税金の負担増が予想されます。
経済も、高齢者の急増、現役世代人口の減少により、国内の経済成長の鈍化が予想されるだけでなく、1,000兆円を超える国の借金の利払増加を抑えるために、金利を引き上げることができず、円安が進行しやすく、輸入物価を中心とした値上げ、社会保険や税金の増税等、今後の支出は増加傾向となることが予想されます。
この講座では、退職前後の事例をもとに、退職金の受取方法から、失業等給付の雇用保険の給付、退職後の公的医療保険の選択や給付内容の確認、退職後の働き方と社会保険等、リタイアメントプランニングで学習する内容を中心に、定年後の家計管理、資産運用、住宅ローンや保険のメンテナンス等について考えます。
<お申込みはこちらのURLのページから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=257
■□■ カリキュラム内容 ■□■
<カリキュラム>
1.退職金は一時金でもらう?年金でもらう?
メリット・デメリット、税制の確認
2.年金はどうもらう? どう増やす?
在職老齢年金、高年齢雇用継続基本給付金
ねんきん定期便の見方
年金はどのように増やす?
(繰上げ、繰下げ、任意加入、サラリーマンの年金対策)
3.雇用保険
65歳未満の退職と65歳以降の退職で失業等給付は大きく異なる
60歳以降の雇用継続給付、失業給付受給後に働く場合と受給せずに働く場合
60歳以降、高年齢再就職給付と再就職手当、どっちが有利?
4.退職直後でも利用できる教育訓練給付
5.退職後の公的医療保険、どれを選ぶ?
任意継続、国民健康保険、被扶養者の要件と注意点
国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険料の支払方法
6.退職金は運用する? 住宅ローンの返済に回す? 運用する?
7.定年退職後の家計管理、金融資産の運用目標と取り崩し期間の関係
運用目標と取崩期間から、インフレ対応とリスク分散を踏まえた積立て投資を考える
8.生命保険はどうする?
死亡リスクから生きる・長生きリスクへのシフト
リスクは3つの財源で手当て
9.損害保険はどうする?
自然災害リスクに備える
賠償事故に備える
■□■ お申込詳細 ■□■
<詳細・お申込みはこちらのURLから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=257
皆様のご応募をお待ちしております。
━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━
■ 12/28(水)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪操作編≫』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220
■ 1/29(日)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=258
■ 2/18(土)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『老後の相談に強くなる!事例から考える退職金・社会保険と家計・保険・資産運用の対策』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=257
■ 4/23(日)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『5時間でわかる公的年金の基礎と改正情報~年金達人FPになるために~』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=246
━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━
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・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。
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なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。
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全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
<開催スケジュール>
◆2022年12月23日(住宅業界編)10:00 ~
お申込みはこちらから
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皆様のお申し込みをお待ちしております。
━━【 FP業務 お役立ちコラム 】━━
『2022年のJリート市場 振り返り』
(執筆者:梶井 広行)
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皆さんこんにちは、株メンター梶井です。
今年も師走、年の瀬を迎えご多忙な方も多いと存じます。今回は1年の締めくくりとして、2022年のここまでのJリート市場を振り返りたいと思います。今年は、Jリートにとっては意外に(笑)、悪くない年でした。
第55回の今回は「2022年のJリート市場 振り返り」です。
【2022年、パフォーマンスは安定】
今年の値動きを東証REIT指数で振り返ると、年始の1月5日が今年の高値2086ポイント、一方今年の安値は同じ1月の21日、1793ポイントでした。その後約1年間、結局上下この範囲を越えずに推移してきました。
世界各国の金融政策の転換や、ウクライナ侵攻など、大きな変化を経験した2022年ですが、Jリート市場は意外なほど安定的に推移したといえます。
海外リートも調整した今年、Jリートの値動きが相対的に安定していたのは、不動産に由来する要因というより、他国と比べたインフレの程度の差、そして金融政策の違いによるものだと思います。海外諸国では加速するインフレに対し大幅利上げを敢行、金利が上昇しそれら諸国のリート市場は低調だったわけですが、日本では日銀が大規模緩和の姿勢を維持したため、Jリートは金利面からの悪影響を受けずに済みました。
さらに個別銘柄の投資口価格をみても、元々割安な銘柄が多い市場であることは指摘できると思います。特にNAV倍率(NET ASSET VALUE:純資産倍率)でみた場合、足元では1.0倍割れ銘柄が約半数にも上ります。既にコロナ禍等の影響を織込み、下値不安に乏しい水準まで値段の調整が進んでいるため、とも言えるでしょう。
【3回の短期急落】
しかし、短期的には1月、6月、10月と急落を3度経験しています。既に投資していた方々は一時的にヒヤリとしたのではないでしょうか。
ただ今年の下げはいずれも、コロナ禍の影響や米FRBの利上げ加速の観測など、市場全体のリスクオフ局面で他市場同様売られたものであり、よって下げの後はすぐに値を戻しました。つまりリートのファンダメンタルズとは直接関係のない下落でした。
世界の不動産投資市場では、海外に巨大ファンドが多く存在し、分散投資の一環でJリートにも彼らが投資をしているため、世界の金融市場がリスクオフ局面を迎えると、Jリート市場も影響を受けてしまい易いのです。裏を返せばマーケット規模が小さいことがこのような変動をもたらしているとも言えます。Jリート市場のさらなる健全な成長が待たれるところです。
【セクター別のパフォーマンス】
さて、2022年の投資口価格の動向を少し細かくみてみましょう。Jリートのセクター(物件種別)ごとにパフォーマンスを比較すると、今年の市場には2つの特徴があると思います。
1つ目はホテル系リートの復活、です。
夏前からオミクロン株の感染に落ち着きがみられたことを受け、コロナ禍以降低調だったホテルリートがようやく息を吹き返した印象です。まだ業績面では不十分で配当水準の回復には時間を要しているものの、先行きへの期待を含め、セクター別パフォーマンスでは最もアウトパフォームしました。
2つ目は物流系リートのアンダーパフォーム、です。
コロナ禍以降昨年まで絶好調だった物流系リートは、一転して今年は最もアンダーパフォームしました。コロナ後は唯一ファンダメンタルズが好調なセクターだったため投資資金が集中し、極端に買われ過ぎの状態が長く続きました。しかし、足元首都圏で建設ラッシュにより空室が増えたことで投資口価格は年を通じて軟調に推移しました。
ただ、昨年後半は大半の物流リートが配当利回り2%台、という時期もありました。上がり過ぎていたので、まあ一息入れて当然といったところです。
なお、直近の各社の投資口価格の水準観を、利回りやNAV倍率などで全体的に見渡してみると、コロナ禍以降の物色の歪みが是正されて、セクター・個別銘柄、共にコロナ前のバリュエーション分布に戻りつつある、との感を強くもちます。
長年みてきた私からすると、ようやく市場がコロナ禍という大きなショックを越えて落ち着きを取り戻しつつある、と感じます。
【まとめ 魅力を再認識した1年】
2022年、世界の金融市場は大転換の年となりましたが、その中でJリートのパフォーマンスの安定性が際立った1年だったように思います。個人的には、インフレ時代でも投資魅力が損なわれていないな、とJリートの有用性を再認識しました。今後もこの魅力が維持されることを期待します。
以上、株メンターがお届けしました。
皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。
次回もお楽しみに。
―――――――――――――――――――――
<執筆者紹介>
梶井 広行 (かじい ひろゆき)
信頼できる株・運用の相談相手「株メンター」
三菱UFJ国際投信 元ファンドマネージャー、
日本証券アナリスト協会検定会員
三菱UFJ国際投信、三菱UFJ信託銀行等にて
日本株、Jリートのファンドマネージャー、
アナリストとして、機関投資家の年金
・投信運用に延べ30年弱 携わる。
特に2007年以降、三菱UFJ国際投信にて
Jリート1000億超ファンドの責任者として
2017年まで10年間運用を担当し、
複数の以下アワードを連続受賞。
・モーニングスターアワード2014
最優秀ファンド賞
・モーニングスターアワード2012、2013
優秀ファンド賞
・R&Iファンド大賞 2012~2015
優秀ファンド賞受賞
(以上、国内REIT型 部門)
2017年末 三菱UFJ国際投信 退職。
2018年 信頼できる株・運用の相談相手
「株メンター」として投資教育業、
コンサルティング業を創業
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